警察正常化協議会
「史上最少の交通死亡事故」皆さんは こんな 数字を信じますか

 

本日 警察庁から 平成30年中の 全国の交通死亡事故件数が「3532人で 統計を取り始めた資料が残る 1948年(昭和23年?)以来過去最少」との発表があったようだ。

皆さんは この発表・数字が信じられますか??

 

私・大河原宗平は全く信じていません。

何故ならば 警察の死亡事故件数のカウントは 「24時間以内にお亡くなりになった交通事故だけをカウントしているから」です。

 

重篤な症状で病院に搬送された負傷者が 事実上は「死亡状態」だが 高度な医療器具で 人工呼吸 人口蘇生 で 「心臓と呼吸をつないでいる状態」をつくり 24時間を経過してもらったら 「死亡事故にカウントしない」というデタラメな統計だからです。

 

私・大河原宗平も現役時代 随分と 病院に電話を入れて「生かしておいてください。」とお願いした経験を持つから明言できるのです。

 

実際には 群馬県警の桐生警察署の交通課勤務当時 隣にある 桐生厚生病院に直接足を運び または 当直勤務中に発生した交通事故で この病院に運ばれた患者を「24時間は 生かしてもらいたい」とお願いした 恥ずかしい経験を持っているから言えるのです。

 

交通事故による 人の死を 「カウントする」などという 表現をしては 大変な不敬に当たりますが 警察の現場では 堂々とこの不条理がまかり通っているから あえてここで暴露するのです。

 

便利な自動車交通。

しかし 一旦 交通事故が発生してしまい 一方の当事者となってしまったら 「相手が死ぬかもしれない」という 大変な事態に陥ってしまいます。

 

これが 交通事故の恐ろしいところです。

 

その結果 運転免許証は 取り消され 相手を死亡させた刑事上・民事上の責任が発生する。人生真っ逆さまに 転落して行きます。

 

警察は 安易に 運転者を 逮捕して 牢屋に入れる。

 

警察内部では 「運転者が責任を感じて 自殺されないためだ」 とか 「死者の葬儀に参列できなかったのは 警察に逮捕されていたからだ。 葬儀に参列したら 親族から 酷い罵声を浴びせられるのを 防いでやっているのだ。 加害者側の人権を保護してやっているのだ。」などと 逮捕の正当性を 伝承している(た)。

 

このように 便利な 自動車の運転行為。一旦 事があると 人生が一変する

大事態が 交通事故だ。

 

自動車の運転は楽しい。だから運転する。

 

警察内部でも 「パトカーを運転できるようになった」などと ホコリに感じ

て パトカーや 覆面パトカーなどの運転を 買って出るのだが 実は 交通

事故で苦い経験を持つ 警察官は 警察車両の運転を買って出ない。 誰かに

運転させて 自分は同乗者に廻る。

 

こんな リスクを持つのが自動車の運転。

 

運悪く 死亡事故を 起こしてしまった。

 

ここで問題なのは 

  24時間以内の即死事故だけを 交通死亡事故にカウントして 交通事故

が減った。 警察の取締りの成果だ。

と 広報したり 思い込んでいて いいのだろうか?

 

話が戻るが 24時間 命をつないでもらった医療行為 で 「死亡事故にカ

ウントされない交通事故」が いったいどれほどあるのだろうか? という疑

問を持たなければならない だろう。

 

それでは ここでいう 「死亡事故のカウントされていない から 死亡事故

の責任を問われていない」と言えるのだろうか?

そんなことはない。 

 

残念ながら 24時間経過した後に お亡くなりになる事故が そのカウント

の何倍あるのだか 調べたことがありますか?

 

私・大河原宗平は 警察が嫌いだから あえて この問題には 首を突っ込ま

ないでいるが マスコミが 24時間経過後に お亡くなりになった 交通事

故まで調査して発表する日が来ることを 期待して 読者の皆様に 問題提起

だけを しておきたい。

 

もう一つ さらに 付け加えれば 警察は 「交通事故がないように交通取締

りをする」と 隠れ取締りを正当化しているが 人身事故にならない 物件事

故(物損事故ともいう)を起こした 原因者が 処罰されているだろうか?

圧倒的多数が 全く処罰されていないのが実態です。

 

「交通事故がないように取締りをする」と 大気名分を言うが 物損事故は起

こしても 処罰も反則切符も全く無い実態。

警察の説明は 全く理の通らない 変な理屈です。

 

今 話題の 国の 「統計が不正問題 真っ盛り中」に発表する 警察の交通

死亡事故統計問題 に 大きな 疑問 と問題を提起したい。

 

警察庁も国の機関だ。

 

国の「統計が不正問題 真っ盛り中」のあぺ政治(安倍政治)を 誤魔化す

目的で この時期に 交通事故統計を堂々と発表する警察庁。

 

何だか 来るべく国政選挙を有利に展開させる意図で 警察庁が 肩入れして

いるようにしか見えない

 

国会においては「毎月勤労統計不正問題」を徹底追及してもらいたい と同時

に警察の統計デタラメも 追及材料に使ってもらえれば 幸いである。

 

<警察正常化協議会 代表 大河原宗平 記>