虚偽捜査報告書作成(虚偽有印公文書作成)は 警察のお家芸なのか??

 

神奈川県警の警察官による「虚偽有印公文書作成事件」が発覚したようだが

私の手元にも たまたま 神奈川県警の警察官による デタラメな 「架空有印文書」と言っても過言ではない 一通の文書が入っていた。

 

それは 警察が 証拠品を強制的に押収した り 任意に証拠物を 預かった際に 提出者(強制的に押収された人)に 渡す 「預り書」であるべき 「押収品目録交付書」というものがある。

 

この捜査書類(押収品目録交付書)には 不動文字があらかじめ印刷されている。

 

これを 捜査の課程で実際に 相手側に交付する際には

 日付(年月日)

 相手の名前(?????殿)

 作成した警察官の所属・氏名(??警察署 誰々 印)

そして

 何の事件で いつ どこで 

 「(作成警察官が)本職は 下記目録の物件を押収したので この目録を交付します」

と書かれる。

下記としては

  押収品目録  番号  品名  数量

が書き込めるように 表形式になっていて 沢山書き込める様式になっている。

そして実際の現場では 「余白欄に押印して 余白を消す」ことになっているが

 

何と 何と この捜査書類(押収品目録交付書)に 元々プリントされている不動文字以外に 作成者の自筆の文字記載が一切なく 

(只) 三カ所に 作成者の印鑑だけが 押されている 「デタラメ捜査書類」が あることが分かった。(添付の写真を参考にしてみてください。)

 

 神奈川県警のデタラメ捜査書類

こんな杜撰な やり方は 神奈川県警だけなのだろうか??
(いやいや 「どこでもやっているよ」というのが 本音だろう)

 

冒頭の報道された「虚偽有印公文書作成」事件を目にした 警察正常化協議会 代表の大河原宗平は 手にしてあった この捜査書類(押収品目録交付書)を公開することを 思い立った。

 

このデタラメ捜査書類の持ち主は 神奈川県厚木警察署 司法警察員 巡査 土志田 望 と推測できる。

では この「デタラメ捜査書類」の写真と この程報道された 「神奈川県警の警察官による 虚偽有印公文書作成事件」 を紹介します。 ご確認ください。

 

 

虚偽報告書作成疑い、警察官6人書類送検 神奈川県警

2018年 11/30() 18:36配信

産経新聞

 神奈川県警監察官室は30日、捜索令状の請求に必要な捜査報告書を偽造したとして、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で、県警川崎署の警部補(35)ら男性警察官5人を書類送検したと発表した。警部補は停職3カ月の懲戒処分を受け、同日付で依願退職した。同容疑で書類送検されたのは、警部補のほか29~35歳の同署所属の巡査部長2人と巡査長2人。いずれも戒告などの処分を受けている。

 同室によると、5人は銃刀法違反事件の捜査に携わっており、警部補が捜査指揮を執っていた。警部補は部下に対し、事件の関係者が捜索予定場所に出入りしている様子を見ていないにもかかわらず、実際に確認したかのように虚偽の内容を捜査報告書に記載するよう指示していたという。

 警部補は同室の聴取に対し、「完璧な調書を作りたかった。見えを張ってしまった」と説明。部下らは「これくらいなら大丈夫と思ってしまった」と話しているという。

 5月下旬、捜査に携わっていた男性巡査部長(33)から「虚偽の捜査報告書が提出されている」などと上司に報告があったことから発覚。この男性巡査部長も虚偽の捜査報告書を作成しており、虚偽有印公文書作成容疑で書類送検された。また、監督を怠ったとして同署の男性警視(55)と男性警部(41)も本部長注意の処分を受けた。

 同室によると、事案の発覚を受けて警部補は銃刀法違反事件の捜査から外され、捜索も中止された。同室の千葉証室長は「県民の皆さまに心からおわび申し上げる」とコメントした。

以上 <警察正常化協議会 代表 大河原宗平 記>