警衛警護要員の教養に 本当に けん銃を持っていったのか?

 

私の経験では けん銃・実弾なんか持参したことはない

 

 

平成30年(2018年)10月22日 新大阪―京都間を走行中の東海道新幹線「のぞみ114号」の車内に「けん銃(拳銃)を持っている人がいる」との情報で大騒動になったとのニュースがフィーバーしている。

 

大阪府警 警衛警護課の3人の警察官が 研修のため東京に向かっていた そうだ。 何の研修?

 

正に 「警衛警護要員教養」だと言えよう。


警護技術で上位の「警視庁」、皇室警備の専門家「皇宮警察」があるのは 言うまでもなく 「東京」だ。

 

東京に全国都道府県警察の警衛・警護要員を集めて集中教養するのは合理的だ。

(入校旅費などの手当が支給されるのは別の話として・・・)

 

古い話になるが 私も昭和58年度に警察庁が主催した「警護要員教養」で(当時東京・中野区にあった)警察大学校に入った経験がある。教養期間は確か10日前後ではなかったかと記憶する。

 元警部補 大河原宗平氏 2 要人警護

だが この教養に私・大河原宗平が「けん銃や実弾」を持参した事実はない。

 

近年受講生が 所属の都道府県警察から「けん銃や実弾」を持参することになったとすると随分時代が変わった。

私・大河原宗平が教養を受けた当時は 東京の警察学校に「訓練用のけん銃は確保されていて」それを使って授業を受けた。これを使ったけん銃射撃訓練で上位の級を取得できる検定にもなっていた。

 

私・大河原宗平は このニュースに触れて「本当の話なのだろうか?」と大きな疑問を持っている。

時代が変わったのかな。古い人間になってしまったものだ。

 

そこで この疑問を明かすために 私・大河原宗平が所属していた群馬県警察に「公文書の情報公開請求」をしてみることとした。


内容は

  1 東京で開催された警衛警護要員の教養に(以下「同」と言う)群馬県警察官を派遣した経過が
  わかる文書

 2 同、群馬県警察官がけん銃及び実弾を持参したことがわかる文書

 3 同、群馬県警察官が持参したけん銃及び実弾の保管方法がわかる文書

 4 同、群馬県警察官が持参したけん銃の実弾を使用したことがわかる文書

  (以上全項目について警察庁、関東管区警察局、群馬県警察その他都道府県警察が作成した文書で 
   群馬県警が保管しているもの全て)

とすることとした。

明日 平成30年(2018年)10月25日付けで この情報公開請求文書を提出することとしている。

さて 群馬県警察はこの請求に対して どのような回答をしてくるのだろうか?

公文書の公開(開示)決定期日である 二週間後が楽しみだ・・

 

興味のある方は 私の案のように 各都道府県警察に 情報公開請求をしてみてはいかがでしょうか・・・

<追記>

上記のとおり群馬県警に情報公開請求しておいたところ 平成30年11月7日付けで 次のような回答が来た。

要は 群馬県警察も東京に「警衛警護要員の教養に派遣しているが けん銃や 実弾は 持参させていない」と言い切ってきた。

 

大阪府警の言い訳は「ウソじゃないか」と強い疑問を持った。

 

では 群馬県警察からの回答を(概略)転記してみます。

 

先ず  

1 東京で開催された警衛警護要員の教養に(以下「同」と言う)群馬県警察官を派遣した経過がわかる文書

については 「開示(公開)するか非開示(非公開)にするのか時間がかかるから その返事は平成30年12月25日以降まで 引き伸ばします。」というものでした。 この回答から 群馬県警察でも(時期は特定していないが)東京での「警衛警護要員の教養」に 群馬県警の警察官を派遣していることは分かる。

 

それでは けん銃や実弾を持っていたのか? ということを意味する情報公開請求(要は質問)である 

 

 2 群馬県警察官がけん銃及び実弾を持参したことがわかる文書

 3 群馬県警察官が持参したけん銃及び実弾の保管方法がわかる文書

 4 群馬県警察官が持参したけん銃の実弾を使用したことがわかる文書

 

については

 「群馬県警察では当該教養に派遣した職員に拳銃も実弾も持参させておらず、

開示を請求された公文書については 作成も取得もしていない」から 「公文書がない」(公文書不存在)と明言してきた。

 

この回答文書を見ると群馬県警察からも東京で行われる「警衛警護要員の教養」に職員(拳銃が持てる職員だから「当然現職の警察官」を指すということ。)を派遣しているが 拳銃や実弾は持って行かせていない という結論です。

 

そこで 大阪府警は更に「群馬県警と大阪府警は警察が別だ」と言い訳するだろうが こういう教養は 警察庁が主催して「全国警察に訓練を受ける警察官を派遣せよ」と命令する形態をとっているのだから 大阪であろうと 北海道であろうと 沖縄であろうと 日本全国47都道府県警察 プラス 皇宮警察に 呼びかけているのであって 大阪府警の言うところの 「研修のため(三人が拳銃を携帯して新幹線で)東京に向かっていた」という言い訳は 極めてウソに近い言い訳だと指摘しておきたい。

 

ついでに この大阪府警の事件を取り扱ったマスコミは 大阪府警に情報公開請求をしてみて事実の追求をしてみることをお勧めしたい。