警察に「重量挙げ専門職」の警察官が必要なのだろうか?

 警察正常化協議会 (警正協 けいせいきょう KSK  129

2018年(平成30年)2月13日付け東京新聞に

「金(きん)狙うお巡りさん」

という記事が載っている。

 

またもや「警察官が『お金の』泥棒をした記事か?」
何のことかな?と思って読んでみた。

「(お金)おかね」じゃなくって「きん(メダル)」の話だった。
金 狙うお巡さん

東京の 警視庁第八機動隊に勤務する糸数陽一という26歳の巡査部長のことだと報じられている。

記事内には「警視庁ウエイトリフティング・クラブに所属」とも書いてある。

 

私・大河原宗平はこの記事を見て大きな違和感を覚えた。

ざっくり言って「ウエイトリフティング・クラブ所属」などというものじゃなくて「重量挙げ特訓生」として「警察官の仕事なんか(殆ど)していない警察官」だと思うからだ。
言い換えれば「訓練が勤務」の警察官と言えるからだ。

 

その理由は 私・大河原宗平も現職警察官当時「職業人として剣道の訓練をさせられていた者」だからだ。

 

何かと「柔道と剣道は警察のお家芸」という言葉を耳にする。

 

剣道に言及してみると「全日本剣道選手権大会」という大会が毎年11月3日に実施される。

 

この出場選手の殆どが「職業・警察官」となっている。

それもその筈 この大会に出場する「警察勤務の選手」は 「職業=(イコール)剣道人」だからである。

 

身分は「警察官」だから制服も持っているし所属もどこかに配属されている。

大体の所属は「機動隊勤務」となっている。

しかし「機動隊員として 重防警備(重量防護対象施設警備)なんかには出動しない」警察官なのだ。

 

「機動隊」と聞くと「腕力の強い部隊」と誰でも印象を持つだろう。

その理由は「暴力団の対立抗争事件捜査」や「過激派事務所の捜索」などの前面に立って「ヘルメットを被り楯をもって」先頭を切って入るのが「機動隊員」だからだろう。
古い話では「浅間山荘事件」でも有名になったのが「機動隊」である。

 

その「強い機動隊」を国民に印象付けるのが、「警察官は柔道や剣道が強い」と報道されているからだ。

 

ところが実は柔道や剣道が強い選手は「警察の実務の現場」に立つことは(殆ど)なく「毎日道場通い」が職業なのだ。

 

これが実態なので全日本剣道選手権大会でも警察官が強いのです。

 

勿論「全日本剣道選手権大会」には各都道府県の予選を勝ち抜いて「教員」や「刑務官」なども出場してくる。

 

「教員」の場合は 生徒に対して授業や部活で指導する時間帯は学校を留守にはできないから学校の務めが終わってから(夜間や休日などに)一般の剣道場などで自分の時間に訓練を積んで勝ち上ってくる人が多い(と私・大河原宗平は認識している)。

 

「刑務官」の場合は、警察官と同様「勤務時間内で稽古に励んでいる場合が多い。

 

このように「警察の広告塔」というべき人物、「警察の実務をしない警察官」に多額の給料が税金から払われているのが実態なのです。

 

そこで「糸数陽一ウエイトリフティング・クラブ員」に話を戻そう。

東京新聞の報道によると

「2020年東京五輪・パラリンピックが2年後に迫り、警視庁はテロや交通対策、会場警備の準備を急ぐ。その4万6000人の同庁職員の中に、五輪を競技人生の集大成ととらえ、メダルを狙うお巡りさんがいる。」

 

「床に置いたバーベルに正対し、フーッと息を吐く。軽く反動をつけ、一気に持ち上げると、二の腕や太ももの筋肉がムキムキと盛り上がった。警視庁第八機動隊(東京都新宿区)の練習場で、糸数陽一巡査部長(26)が重量挙げのトレーニングに汗を流していた。自身の体重の2、7倍に当たる169キロ(ジャーク)の日本記録保持者。昨年11月の世界選手権で2位となり、日本人の男子では36年ぶりのメダルを獲得した。1位とは一キロ差。 16年のブラジル、リオデジャネイロ五輪でもキロ差で表彰台を逃すなど実力は世界トップクラス。今秋以降の国際大会で上位が続けば20年東京大会の代表入りは確実で、目標は「金メダル」と言い切る。警視庁ウエイトリフティング クラブに所属。クラブは、1964年東京大会で銅メダルの大内太仁選手が親類の勧誘で入庁したのをきっかけに、選手を支える体制を整えようと72年に発足した。現在は男性7人、女性2人が練習に励む。糸数選手は2014年に入庁した。 当時の男子日本代表監督だった稲垣英二さん(45)がクラブで指導していた縁で、「精神的に強くなれそうだし、人の役に立つ仕事をできる」と門をたたいた。日本オリンピック委員会(JOC)の強化選手に指定されており、競技中心の生活ではあるが、「都民からは一人の警察官と見られている」との自覚を忘れない。身長160センチで警視庁警察官の身体要件ぎりぎり。指が短いため、バーベルを握った手が重みで外れそうになっても引っ掛かるよう親指の爪を1、5センチまで伸ばしている。この爪でないと、記録が五キロほど落ちるという。東京から1500キロ離れた沖縄県の久高島で生まれ育った。友達や五人の兄弟に囲まれ、周囲八キロの島全体が遊び場だった。自然の中で培った体の柔らかさは競技でも生きる。重量挙げの強豪・富城高校(沖縄県)で本格的に競技を始め、頭角を現した。「五輪に出ることが周りへの最大の恩返しと思ってやってきた」が、日大三年だった12年、ロンドン五輪出場をわずか一キロ差で逃した。目標を見失い、引退を本気で考えた。「この記録なら五輪で何位くらいか」と、常に五輪を意識するようにして気持ちをつないだ。故郷や職場、ライバルの激励も背中を押した。悔しさを糧に成長する姿を見つめてきた稲垣さんは、「練習に対する貪欲さが増した」と話す。トレーニングのメニューも糸数選手が自ら考える。「頑張るのもサボるのも自分次第。今は練習が楽しくて仕方ない」。クラブではおちゃめなダンスで周囲を笑わせるムードメーカー。その笑顔には今、一点の曇りもない。

 

「警視庁の五輪選手」

1956年の豪州メルボルン大会以降の夏季大会に23人が出場。冬季大会の出場はない。メダリストは7人で、うち金は3人。

いずれも柔道で64年東京の猪熊功、72年ミュンヘンの関根忍、2004年アテネの阿武教子(あんの・のりこ)の各選手。銀は68年メキシコの重量挙げ大内仁、2000年シドニーのレスリング永田克彦の2選手。銅は76年モントリオールの柔道遠藤純男、アテネのレスリング田南部力(たなべ・ちから)の2選手が獲得した。」

 

と報じられている。

 

こういう人は「どこかの企業の広告塔になった方が幸せ」だろう。

 会社の看板を背負ってテレビに映れば会社の宣伝効果は抜群だからだ。

「警視庁」の看板に「重量挙げの選手を使う必要性はないだろう」と 言い切りたい。


警察の給料では体を維持するだけの栄養補給できる飯が食えない」と言って大学講師に移った「大物柔道選手」を知っている。

 

重量挙げで金メダルを取りたければ「どこかの会社の広告塔になった方がいい」が 一方で、選手で使えなくなると企業は給料を出さなくなる。

 

こういうスポーツ選手は「選手生活が終わる」と職業がなくなり収入を得られなくなる危険性を多分に含んでいる。

 

そういう意味で「警察官」にでもなっていれば最終的に「交番勤務のお巡りさん」という潰しのポストもある。

警察に採用されて「好きな競技ができて 使い物にならなくなったら 交番・駐在所へと流される道を選択」すれば 本人にとってはそれも安全パイかもしれない。

 

しかし、本人の名誉だけしか残らない「選手生活の人物」に税金で給料をくれて国民は黙って見ていられるのだろうか?


私は 群馬県警での「剣道の選手生活」時代、訓練や試合に使う「竹刀」の消費が多く給料が追いついていかなくて十分な道具が買えなかった 苦い経験を持っている張本人であります。

勿論、国民の税金から買ってもらう「防具や竹刀を使っていたことは事実」であるからこそこういう問題に疑問を呈する次第であります。 

そんな時に丁度いい新聞記事を目にしたので 普段思っていた疑問を あえて文字化してみました・・・

 

 

ところで 「マラソン大会」だとか「駅伝大会」というと 白バイ警官が先導役で画面を汚す。

大会に白バイの先導が必要なのだろうか? 主催者が先導バイクを配置すればいいことだ。

 

更に「マラソン大会」だとか「駅伝大会」をテレビ中継する「報道のバイクカメラ」のサーカス紛いの「曲乗り」が目に映る。

 

この乗り方は「道路交通法違反」にならないのだろうか?

暴走族(と思われる個人やグループ)がこんな乗り方をしたら 即「乗車積載方法違反」だ。と切符を切られたり、場合によっては「現行犯逮捕」までされるだろう。

 

警察の言い分としては「交通規制されている道路の空間では 他の交通に対する危険性がない」と弁解し「道路交通法違反は門議しない」だろう。

 

以前に 箱根駅伝の先導白バイが「箱根登山鉄道」の踏切を 一時停止しないで通過した画面を観て「神奈川県警に抗議した」ことがあった。

 

神奈川県警の弁解は「駅伝大会中は鉄道会社が列車の通行を完全に止めているから一時停止違反は適用されない」と言っていた。

 

では、一般の道路で 知人に踏切の近くに居てもらって「列車が絶対に来ないことを確認してもらった状態」で車両を一時停止しないで走らせても「踏切一時停止違反」に問われないのだろうか?

警察はそんな甘くない。必ず「違反」として切符を切る。

 

何の言い訳でも 身内に都合の良い解釈をする警察である。

 

呆れてものが申せない。警察の正常化が必要だ。

 

 

この記事は

警察正常化協議会 代表 大河原宗平

連絡先    携帯 090-4725-9006

E-メール  hare.nothi-hare.bare-2.22@palette.plala.or.jp

FAX    (設定中)

が(群馬県高崎市で)書いています。