実名報道される警察官(3)

警察正常化協議会 (警正協 けいせいきょう KSK  118-3

交通警察24時 出演の主役達

平成29年8月31日 日本テレビで 放映された警察の提灯持ち番組

       「真夏の大捜査線 全国交通警察2017」

の録画を見せてもらった。

 

多数の警察官が「エキスパート」などと実名で報道されていました。

実名報道された方々及びそのご家族・親族・知人、お仲間の職場等々で 「報道に預かった名誉」を讃え合って 話題に花が咲いていることとお喜び申し上げます。

 

でも この報道を見て 警察に身を置いた私・大河原宗平にとっては その仕事振りの「デタラメ手口」を多数発見する結果となりました。

 

とりわけ その内 二つの大々報道について 私・大河原宗平なりの感想をのべさせていただきます。

そして そのほかにも実名報道等された「名誉の警察官」について判明できた範囲で書き残させていただきたいと考えました。

 

どうぞ ご覧ください・・・

先ず第一

千葉県警察 高速道路交通警察隊 木更津分駐隊

最年長隊員 丸山哲弥 警部補(56歳) 

3年前 通称 「木更津の くまモン」 

今は 「高速隊の くまモン」になっていた。

 

映像では ある日の午後11時過ぎに 丸山哲弥と相勤でドライバーの「巡査長」は一台のトレーラー車を33キロオーバーの速度違反容疑で止めた。

「高速隊の くまモン」、「千葉県警 高速道路交通警察隊 木更津分駐隊

最年長隊員 丸山哲弥 警部補」等の本音は スピード違反容疑で止めてアルコール検査がしたかったようだ。

 

そこからが「高速隊の くまモン 丸山哲弥」の凄いところを 番組が取材したのかと思いきや 何と アルコールを飲んできても「違反基準に達しない」という 有るまじき 裏話を教示してしまった。

 

止められたドライバーは 丸山の追及に 「昼から午後二時頃にビール2本を飲んだ」と自認。 止められた午後11時過ぎより相当前に飲んだ と 言っているのに 「高速隊の くまモン 丸山哲弥」は 「もっと遅い時間に飲んだのではないか」と追及。

相勤の「巡査長」は 「5時・6時まで飲んだんじゃねえの?」 と こちらも追及。

更に 丸山哲也は 「飲んだのはビールだけじゃないんじゃねえの?」と更に追及。

結果 ドライバーは 「ええ ちびちび と」と ビール以外にもアルコール類を飲んだと自認しているようだ。

 

 

ここで使った「遅い時間」とは つまり 停止を求められた時間に接近している時間まで飲んでいても アルコール検査の結果は 「違反基準に達しない」という 事実を暴露してしまった。

 

分かり難いと思いますので 少し解説を加えますので 時計を頭の中に浮かべてこの事実を思い起こしてみてください。

 

ドライバーは 「運転するより相当前の時間に アルコール類を飲んだ」と言い訳したい気持ちはお分かりいただけますね?

 

それを 取り締まる側の警察官が 運転している時間に近い時間まで「ビール2本と 他のアルコールをちびちび飲んでいたのに 違反にならない」と教えてしまったのです。

お分かりいただけましたでしょうか?

 

このドライバーは 次回からも この時間まで この量のアルコールを飲んでも違反にならない と 公(おおやけの警察官)がお墨付けをしてしまったことになってしまいました。

この番組を真剣に見ていた方なら この話を簡単にご理解いただけると思います。

 

木更津のくまモンの口癖 「とんでもないこと」 「まっぴら ごめん」・・

 

できる限りのことを全身全霊を込めて。

死亡事故を一件でも減らしたい。

と 「高速隊の くまモン 丸山哲弥」と字幕に映っているが 本音は 一日一件で多くの「交通違反切符の検挙が欲しいだけ」じゃないのだろうか?

 

警察の嘘には こちらこそ 「まっぴら ごめん」だ。「とんでもないこと」だ。と言ってやりたい。

 

二つ目のデタラメを発見

優しい「男勝り」の 女性白バイ隊員 と紹介されたのは

島根県警察 交通機動隊 柳樂 亜衣(なぎら あい)巡査部長 (3?歳)

島根県警に二人しかいない白バイ隊員のうちの一人。

「男勝りの女性白バイ隊員」と紹介されたのは =男性隊員に負けたくない「負けず嫌い」と自負する= 交通機動隊 柳樂 亜衣(なぎら あい)巡査部長 (3?歳)

<ここからが問題>

柳樂隊員がとりわけ力を入れているのが「子供たちを交通事故から守ること」と紹介されるも その仕事ぶりが危ない。

 

「この日も 普段から重視している 取締りポイントに白バイを向けた」

さてその実態は・・・

その場所は 島根でも最大の1000人余りの小学生が学ぶ小学校の前だった。と。

 

小学校前の横断歩道付近の裏路地に白バイで隠れていて「横断歩行者妨害 違反」をさせてから サイレンを鳴らして 渡った小学生の直後を自ら違反(接近通行の歩行者妨害違反)を犯して違反車両を追跡して取り締まっていた。

それも白バイの自分側には「一時停止」の「止まれ」標識まではっきりと映し出されていた。

警察内部の交通事故防止の決まりでは 赤色灯とサイレンを鳴らしたとしても「一時停止して 止まることが要求されている」筈である。

内部の規律違反でもある。

 

次から次へと違反を作り出して「切符を切る」。

歩行者違反摘発の「ドル箱」である小学校前。

違反が多いのなら「信号機でもつける努力」をしたらどうだ。信号機もついていない場所を選んでの 「ノルマ稼ぎ」である。

 

島根県警きっての「白バイエキスパート」として 番組に取り上げられたようであるが 取り締まりの専門家であった私・大河原宗平からみたら 「交通安全に全く貢献していない」と言わせてもらう。

逆に自ら危険を作り出している有様だ

 

「ドライバーから見えるところに白バイを止めた。柳樂は子供たちの守り神だ。」とナレータされるが とんでもない「危険」なことだ。

「子供たちの守り神」だったら、お横断歩道の前に立って 通過車両を止めて子供達の誘導をするべきだろう。

 

こんな警察活動(白バイの運用)が 正当化されるような 予算を 県民は税金で納めていない筈である。

何としても交通違反切符が欲しい「ノルマ主義警察官」の典型であった。

 

島根県警 交通機動隊 女性白バイ隊員 柳樂 亜衣(なぎら あい)巡査部長 (3?歳)様。

本当に子どもたちの交通安全を願っているのなら 交通監視の場所選定を 再考されてはいかがなものでしょうか。検討を期待いたします。

 

番組で映し出される 警察の嘘には こちらこそ 「まっぴら ごめん」だ。

 

そのほかに実名等で取り上げられていた内容

私・大河原宗平が 番組を見てのデタラメ警察官だと指摘させてもらう的(マト)は前記の二例の他に以下のとおりでした。

 

千葉県警 東京湾アクアラインの警察活動

 

神奈川県警察 地域指導課 チームはやぶさ

職務質問検挙指導係 伊東正就 警部補

          中村記仁 巡査部長

 職務質問検挙指導係が 職務質問しないで 「防犯警戒で回っている」と声掛けに使っている。これもデタラメだ。

「高速隊の くまモン 丸山哲弥(この方は 内容を紹介した一つ目の内容と重複)」に「とんでもないこと」 「まっぴら ごめんだ」・・と言ってやりたい。

 

宮城県警察 機動警ら隊 檄を飛ばすベテラン警部補 石巻出身 氏家 壯(いしのまき出身 うじいえ つよし 55歳)

画面は ひき逃げ事件の初動捜査のようだ・・ 

 

愛知県警察 第一交通機動隊(隊長 青山政昭 警視)のベテラン(白バイ乗り) 白石 誠 警部補(51歳)は常に 赤色灯を回転(レッド走行)させている。

愛知県警察 第一交通機動隊には 自転車対策小隊 通称「BForce(ビー・フォース)」もある・・と。

 

新潟県警察 航空隊も追跡劇で映っていた。

 

千葉県警察 中央警察署 交通課 交通警察のエキスパートと紹介される

 芝入 悟(しばいり まこと) 警部補(46歳

 

島根県警に二人しかいない白バイ隊員のうちの一人。

優しい「男勝り」の 女性白バイ隊員 と紹介されたのは

島根県警察 交通機動隊 柳樂 亜衣(なぎら あい)巡査部長 (3?歳)
(この方が 二つ目のデタラメと内容を紹介させてもらった内容と重複)

 

千葉県県警察 柏警察署 管内では 交通事故が多発しているようだ。

大型トレーラーが自転車をひっかけた死亡ひき逃げ事件が紹介されている。 道路外の土手に放置された「被害自転車」を捜査員が発見したと報道されている。

事故当事者の大型トレーラーが現場に戻っているというのに、路外土手に放置さされたとされる被害自転車を事故直後に発見できるような鋭敏な警察官はいない。

目撃者情報か 犯人の供述により「被害自転車」が発見できたと推察するが 番組では捜査員の有能振りが紹介されていた。笑いだ。

 

山梨県警察 交通機動隊 白バイ隊員(の精鋭) 清水鉄平(しみず てっぺい)巡査長 (3?歳)も紹介されていた。制限速度70キロの自動車専用道路で速度違反の取り締まりを専門にしているようだ。制限速度を22キロ超える速度違反を白バイで測定しているが「赤色灯も付けていない」交通違反だ。

12月に結婚披露宴を控えているようである。この番組報道が 結婚披露宴を盛り上げることが目に浮かぶ。

「ノルマ達成警察官だけにはなってもらいたくない」と注文を付けておきたい。

 清水鉄平(しみず てっぺい)巡査長 実名・顔出し報道 おめでとうございます。

 

千葉県警市川警察署の 速度取締りエキスパート交通課警察官 鈴木武則 巡査も顔出しだ。法定速度30キロの「原付取締り」が違反ノルマ達成の近道のようだ。

家族・親族、知人様たちがこの顔を見たら 「一生懸命 隠れ取締りに専念している 寂しい警察官だ」と 遠ざかるだろう。

 

 

いろいろと 良い場面を見せても立った 番組録画映像であった。

録画していただいた 知人に感謝して 報道を見ての感想を 「警正協のブログ」に投稿したいと思います。

 

 

長々と最後まで お読みいただき感謝です・・・