小渕優子代議士の来県に伴う警備要請について ~渋川市内~


「警察正常化協議会 (警正協 けいせいきょう KSK  61


通話用紙 

群馬県警察 様式第10条(第15条関係)

これは 警察内部において 電話や口頭で話した内容を 公文書として残す「メモ用紙」です。群馬県警察では「通話用紙」と定めていますが「電話記録」とかと呼んでいる警察本部もあったと思います。以下の内容は平成27年10月20日に、群馬県内においでになった 群馬県選出の国会議員・代議士 「小渕優子」さんに 対して 群馬県警が 「警察庁に内緒で サービス警護をしたのではないか」と 群馬県警で 警護係長を4年経験したことのある私が疑問に思ったので、 群馬県警本部長(小田部耕始氏)に対して公文書の開示請求を行ったところ、この程、同群馬県警本部長(小田部耕始氏)から提供された「公文書」の内容です。様式は □の枠組みの文書ですが 記載内容は 概ね以下のとおりです。

 

内容からして 小渕優子代議士の高崎事務所長から 渋川警察署の警備課に対して電話で「報道陣がたくさん集まるから警備要請」をした。

となっています。

 

私(群馬県警で 警護係長を4年経験)は

  経済産業大臣を辞任して今現在は「一介の代議士」でしかない小渕優子(姫)を群馬県警が「警察庁に内緒で サービス警護をしたのではないか」と疑問を持ち続けていますが、このお仕事を担当する

  群馬県警察本部  警備第二課 実施担当補佐 

警部 千木良高史(ちぎら たかし)

「警察手帳番号 群馬県警察 第02762号」

が この文書開示・説明したものです。

要は「警護要則に基づく警護ではなく あくまでも 報道取材陣で混乱するので 会場の警備を要請された」と強調するのです。

 

まあ~ 説明は何でもいいが 「被告人になるかもしれなかった代議士」が釈明のために立ち寄った群馬県内の施設を 「天下の警察が警備した」という証拠書類です。 ごゆっくりとご覧ください。

 

もっと凄いこともわかりました。

地元の上毛新聞(10月20日の当日)に 「前橋で記者会見する」と載った(そうですが、)これを見た 群馬県警で「警護」を担当する「群馬県警本部 警備第二課長」が 前橋警察署の 「警備課」に対し「警備課員を警備の配置せよ」と要請して、「里見という 群馬県警本部の警備第二課長」が自ら その会場に配置して警備に当たった とともに 地元前橋警察署の警備課員も警備にあたった」そうですが、なんとも その証拠書類(簡単な「通話用紙」)すらない という 怪奇が分かりました。

 

そんな事実を 「警察庁に確認してもいいのか」と確認しましたが「大丈夫です」と胸を張っていました。

 

総合するに 警察庁の人事で「群馬県警察本部長」に配置されている「官僚は 代議士を大切にすることが 自身の出世に大きな影響力に繋がる」という意味でしょう。

現に 群馬県警察本部長から「総理大臣秘書官に栄転した人もいた」ことも事実ですから・・・

さてその文書「通話用紙」の内容とは・・・

 

通話日時 平成27年10月16日 午前9時30分

発信者 小渕優子高崎事務所井 =発信取扱者 小渕事務所(  所長)= 

あて名 渋川警察署長 殿   =受信取扱者 渋川警察署(    )=

 

件名    「小渕優子代議士の来県に伴う警備要請について ~渋川市内~」

本文    「小渕優子代議士の高崎事務所で所長の  です。今日の新聞に掲載されているように、小渕代議士は、一連の事件が完結したことから、10月20日(火)渋川市内のホワイトパークにおいて、地元後援会幹部を集め、説明会を開催します。

            (12文字分黒塗り)は承知していますが、報道陣の警戒をお願いしたい。

1 説明会日時

  平成27年10月20日(火)午後3時から午後4時30分までの間

2 説明会場所

  渋川市石原1600番地1 「ホワイトパーク」

3 参加後援会幹部数

  地元県議会議員をはじめとする後援会幹部約30人

4 記者会見場所

  同ホワイトパークの別室を借上げ実施予定

5 警備要請の内容

(1)事件は終息しているが、今だ都内の小渕優子の私邸に報道陣が取材のため大勢集まって来ている状況がある。

(2)今回、代議士は地元後援会幹部に説明したいとの要望で実施する。

(3)渋川ホワイトパークでも報道陣が多数集まる可能性があるので、警戒をお願いしたい。

 

   要請に基づき、当署員 名を                  

(19文字黒塗り)するとともに、                    

(20文字黒塗り)としたい。

 

この※部分は 小渕事務所から会場の警備要請をうけた渋川警察署の「警備体制についての意見を述べられる地位にある警備課員が書いた「署長に対する意見」でありその証拠に「久住(くすみ)」という渋川警察署の署長が「決済印」押している。

ところが この文書が、群馬県警本部長の小田部耕始氏決済を受けた文書も存在しないのです。

 

前橋警察署に一切の文書がないことも驚きですが 「渋川警察署長から 群馬県警察本部長に報告した文書もない」という 呆れる 公文書の開示結果でした。

 

警察が「文書を隠したい」ということ そのもの という結論です。

 

公開された文書はもう少しありますが 恥ずかしいことに 

群馬県警察 渋川警察署 警備課長 梅村幸弘(うめむら ゆきひろ)警部の「時間外勤務命令簿」という 警察内部の文書も『真っ黒けのけ~』でした。

 

これじゃァ コピー機の「トナー無駄遣い」だ
リース代だけが高騰だ
群馬県警が公開した 真っ黒文書

それでは この方は誰でしょうか?
 群馬県警察 渋川警察署 警備課長 警部 梅村幸弘さん ではないですか?
小渕姫が 滞在する 
渋川市石原1600番地1 「ホワイトパーク」 の建物に入るこの私服警察官は ここにいることが「事務処理」だと勤務報告されています。 変な警察ですね・・・

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