広島県警本部長人事 警察署から盗まれた8572万円事件は置き去りのまま
各種報道によれば あの大事件 広島中央警察署内の会計課金庫から盗難被害に遭ったままとなっている「消えた 8572万円事件」を抱えている広島県警では 総責任者である 県警本部長は 「事件の解決を見ないまま」 「事件解決の指揮を執り切れないまま」 警察庁付きの人事に栄転してしまったようだ。
その広島県警察本部長とは 石田勝彦というお方のようだ。
消えた8572万円事件の発覚が2017年5月。
この石田本部長が着任したのが事件発覚から8か月後の2018年1月。
誰もが 「この石田本部長が この事件を解決する」と大きな期待を寄せていただろう。
8572万円の盗難事件は 広島中央警察署という 正に 「警察署内で起こった 警察内部の人間の犯行だ」と誰もが見るだろうし 当の広島県警でも 同様に思われている筋が強い。
ところが この石田勝彦本部長も 着任から1年7カ月で 警察庁へ栄転のようだ。事件発覚から2年3カ月(27カ月) その内1年7カ月(18カ月)という長期にわたり この広島県警本部長の職にあったのだ。
27カ月中の18カ月は重要な機関だ。
事件の解決を見ない県警本部長は「何をしていたのだ」と強く追及したい。
それとも 後任本部長に花を持たせたのか?
そうだとすれば 石田本部長の株の上がるだろう。
勝負は あと半年間だ。
広島県警本部長が力量を見せつけるのか? やはりダメか と 地の底へ沈むのか。
後任本部長が 株を上げるのか 下げるのか が見ものだ・・・
離任する 石田勝彦氏は 誇りの持てる仕事として
首相の警護や 天皇皇后陛下の警衛警備
などを重点にしていたようだ。
さすがに 上を向いた(東京=警察庁=へ戻ることばかりを考えている)仕事をしていたようだ。
おまけに 「報道の皆さまも含めまして多大なご支援、ご協力を賜りました。この場を借りまして厚く御礼を申し上げます。」と発言し報道機関を持ち上げてたようだ。
警察の仕事の総仕上げは「報道にあり」と私・大河原宗平が現役中に群馬県警本部内でもよく耳にした。
上手く報道機関を操り 「警察寄りの記事を書かせる 警察寄りの放送をさせる」という意味です。
国民からの要望が高い相談や 危険な事件の解決など どうでもいいような態度だ。
今でも 変わらない腐りきった警察体制を引きづっている。
警察官 警察職員 個人個人の正義に対する心構えに大きな期待を寄せるところである。
言い換えれば「警察内部から 警察の正常化のための努力が必要だ」の一言だ。
<警察正常化協議会 代表 大河原宗平 記>